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  • 2016年1月 1日

年頭のご挨拶

新年、明けましておめでとうございます。

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皆様におかれましてはつつがなく新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

 

今年、平成28年の十二支は申年です。申の読みは「しん」であり、「申」とは、「説文解字」によれば、「神」であるとし、日本の漢文学者・古代漢字学で著名な白川静氏も神鳴りの最初の字としています。 動物では猿が当てられ、山の賢者で、山神の使いと信じられていました。"器用で臨機応変"が特徴と言われています。

 

新生佛教教団にとって、平成28年がさらなる飛躍・躍進の年となるよう、信者一致結束して、着実に教えを実践し、教えの素晴らしさを社会に知らしめていくために邁進してまいります。

 

さて、平成27年(2015年)を振り返りますと、国際テロ組織の暗躍、グローバルなサイバー攻撃、そして、地球温暖化による異常気象による、巨大台風や豪雨・洪水・熱波など、まさに、世界全体が、人災、天災に翻弄された一年だったと思います。日本も例外ではありません。9月に発生した関東・東北地方を襲った記録的な豪雨による北関東大洪水では、まさに予想外の堤防の決壊により、多くの方が被災されました。各地で、竜巻や豪雨、さらに猛暑による被害が発生しました。 こうした状況下を受け、パリで開かれたCOP21で、世界の首脳が地球規模での取り組みが必要であることに合意した年でもありました。

 

一方、世界中でテロが続発しました。残念なことに、日本人も国際テロの標的となりました。テロ防止には世界の協調体制が必要ですが、各国の利害が複雑に交錯し、テロ撲滅の取り組みは遅滞し、新たなテロが危惧されています。

 

わが国では、東日本大震災から5年が経過し、いまだに避難を余儀なくされている方がおられる中でも、着実に復興は進んでいます。しかし、昨年9月の北関東の大洪水の復興は緒に就いたばかりです。被災された皆さまの一日も早い生活再建と、元の安寧な生活が取り戻せることを祈念致します。

 

そして、国内ですべて停止していた原子力発電所の再稼働も一部実現しました。原子力発電所による発電は、地球温暖化の原因である二酸化炭素の排出量の削減に貢献できるものです。また、ボランティア活動が盛んになり、被災者の皆さんの助けとなる、助け合いの精神が涵養されるとともに、犠牲者への冥福を祈る供養への関心の高まっていることを実感します。

 

国内に目を向ければ、先ずは、日本人2名がノーベル賞を受賞するという快挙を成し遂げました。心から祝福いたします。また、新型飛行機の開発、宇宙開発の分野でも大きな進展がありました。日本の基礎科学技術力の強さ、そして、優秀な人材育成の大切さを実感する次第です。

 

昨年は、戦後70年、という節目の年でした。今日の日本の繁栄と平和の所以を考えると、それは、日米同盟の存在と、国内にある具体的な抑止力すなわち自衛隊の存在でした。この抑止力をより一層強化するために、新たな安全保障法制が成立したことは大きな進歩です。さらに、世界平和に貢献するためにも憲法改正に歩を進めることが求められます。

 

私たち、新生佛教教団においては、平成26年は、初代教主就任という教団の歴史に残る大事業がありました。平成27年は、教えを開かれた御遷主様がご出世されて100年という大変意義深い年でありました。そして、今年、平成28年は、新生佛教の教えをより多くの方に知っていただき、その真価を認識いただく大切な年になると実感しております。

 

わが国はもとより世界を取り巻く厳しい環境の中で、被災地復興支援活動をはじめ、新生佛教教団は平和な、秩序ある社会を築くために様々な活動を展開してきました。新たな年を迎え、当来佛の説かれた正しい教えを学び、実践し、弘法済世の活動を今後もさらに強力に推進しなければならないと考えております。

 

天災、人災が多発し、方向性を見失った混沌とした時代にこそ、明確な指針を示すことに教団の存在意義があります。信者の皆様に対してはもちろん、広く世界に向かって、混沌の時代を抜け出す実践哲学を明確に示してまいります。教団の原点であります「立教の意義」を基点とし、時代の変容を加味した活動計画を着実に実行して、「一人ひとりが築く共に救われる教団」を目指します。

 

新生佛教教団が、この混迷の時代に希望の光明をもたらすことができる教団として、さらなる飛躍をする年とするために信者一丸となって精進してまいります。

 

今年も皆様にとって、健やかで幸多き一年になることを祈念し、年頭の挨拶といたします。

 

平成28年 元旦 新生佛教教団