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ご神示に遵い、会社存続へ - 東京支部 石丸好昭さん( 「法の泉」より)

「ご神示に遵い、会社存続へ」
 - 産業再生機構管理下における会社再建 - (「法の泉」より)
東京支部 石丸好昭さん


「ヤルシカナイ!」
平成16年、私が勤めておりました企業の親会社が債務超過に陥り、産業再生機構の管理下に置かれました。企業規模が大きすぎて倒産させるには社会的影響大との判断により救済が決定されました。私の所属しておりました会社も存亡の危機に立たされました。
グループ子会社の取り扱いについては、1.清算、2.株式売却によるグループ企業からの離脱、3.グループ企業として継続保有、のいずれかに分類されることとなります。私の勤め先は婦人服専門店を運営しており、当時、年商200億円弱、店舗数450店舗、従業員数1100名の企業規模でした。
再生機構から企業再建計画を提出するように指示があり、取締役会において私を再建案の策定の任に就かせる事が決定されました。正直なところ、人員整理をいかに断行するかが問われる業務であり、私は断りたいとの気持ちが強かったのですが、ご神示をいただくと、『お受けする』で『オールイエス』になりました。『ヤルシカナイナ!』と気持ちを切りかえ取り組むことに致しました。
実務に入れば時間的余裕はないと思い、岐阜に住む両親にご機嫌伺いを兼ねて会社の状況も含め近況報告をしました。父から「会社の状況とお前さんの立場も分かったが、最後の幕引きはどうするつもりか」と問われ、私は「多くの従業員に退職をお願いする事になるから、辞めさせる側の責任として、全てが終わったら辞職をするつもりです」と答えました。父はしばらく無言の後「それしか手はなさそうだな。何事もご神示でやるように」と言い、母は「ご神示をいただく時の心構えが大切ですよ。法時処才に適うかどうかをご神示で教えていただきなさい」と諭してくれた事を肝に銘じて帰京しました。


ご神示に迷いなし
産業再生機構及び支援企業に対し再建案として、1.営業利益率5%の確保、2.親会社100%保有の株式を他の企業へ売却する事により、親会社からの完全離脱、3.準備期間1年、再建期間4年(平成16年から19年度)で全てのスケジュールを終了、4.16億円の資金手当て。(親会社の展開する商業施設から全面撤退後他の商業施設への移設・店舗閉鎖・退職勧告者への補償費用他)、を骨子として交渉に当たるようにとのご神示でした。
ご神示により実施内容は次のようなものとなりました。1.店舗数:450店舗を250店舗へ45%減、2.売上規模:200億円を86億円へ57%減、3.地代家賃:42億円を13億円へ68%減、4.人員規模:1100名を750名へ32%減、5.人件費:40億円を13億円へ67%減。この数値を見て、いくらご神示とは言え、ここまでのスリム化をしなければならないのかと愕然としました。しかし、一人でも多く従業員を残そうと人知で考え、会社そのものが清算されたのでは何にもなりません。『イエスはイエス』、『ノーはノー』であり、再生機構も神佛が動かしておられる。神佛が教えて下さったのだから他に選択の余地はない、と腹を決めました。


再建策を無事に実施
この時の進め方として、店別損益計算書を20項目に要約し450店舗×20項目=9000個を1項目ずつ左手でご神示をいただき、右手でパソコンに入力していく。この時ほどご神示をいただいた事はありません。4日間不眠不休で九千項目全ての数値計画を立てる。『ノー』が出れば『イエス』になるまで数値を入れ替えてご神示をいただきました。ご神示の回数は1日1万回以上になったように記憶しています。
親会社を含めグループ企業160社が一斉に再建案の提出、機構側との折衝が行われました。殆どの企業が差し戻し、大幅修正となる中、ご神示通りに再建計画を作成したおかげで全くと言ってよいほど原案通りで再建案を通過する事ができました。160社中約100社が清算されるのを目の当たりにし、私ごとき信者でも「信者の勤める会社は潰れない」ようにしていただけたのかと感激しました。『ご神示通り実行すれば、よいようになっている』を実感した出来事でした。この再建策を実施し、平成22年4月末、取締役辞任に伴い退職しました。
 今回のお役を通じて、「ご神示を細かくいただく」とは、我知、我計などをとって、神佛に最善の道をお尋ねする事であり、その通りに実行すれば、問題は必ず解決する事を体験させていただきました。もうひとつは、経営者の基本心得として御遷主様がお書きになられた『戒(いましめ)の事』の「都合の悪い断りは、人にまかせず、自分が直接に早めに行ってなす事」を実践することにより、問題は起こらず相手の人にも納得してもらえることを体験させて頂けました。